ステンドグラスで異人館、うろこの家のミニチュアを作りました。
うろこの家は、壁面が名前の由来になっている魚のうろこに似たスレートで外張りされています。作品には、そのうろこの部分をインパクトのあるものにしたいと思い、実際のスレートとは異なる色のガラスを使いました。はたして成功したかどうか。
作品の大きさ、1/30スケール、横幅45㎝、奥行50㎝、製作期間6か月。
これが私の第1作目の作品です。うろこの家には中央に円筒形の塔がついていますが、それがうまく作れるか。それと、うろこ1枚の大きさを、バランス的にどの位にしたら良いのかなど、気になることばかりでしたが、思い切って挑戦することにしました。
先ず、直径8㎝の木の丸棒を買ってきて、それを型にして塔の部分を作りました。窓のところは空けておいて、型を抜いた後、別に作った窓を嵌め込みます。これで塔の形が出来ました。丸みの感じも、うろこの大きさも概ね良好。これで何とかいけそうな感触を得ることが出来ました。
初めに難しいところを手掛けたのが良かったように思います。後は玄関を作るのに少し苦労しましたが、塔と建物本体との接合もうまくいき、めでたく完成の運びとなりました。
側壁に2枚のステンドグラスが入っています。作品にも反映。27X85mm
玄関の欄間にも小さなステンドグラスが。
ムギ球でシャンデリアを作り、窓の内側に取り付けました。