製作日記

彦根城

姫路城の作品が完成して、何とか形になったので、あと幾つか日本の城を作ろうと思っています。ではどこにするか、いろいろ迷いました。その結果、国宝の天守を持っていて、しかも姿の良い城というのを選ぶことにしました。

参考のために、城の写真が載っている本を買ってきて、いろいろ研究しましたが、その中のある本に、日本中数多くある天守の中で最も技巧を凝らした天守と言えば彦根城天守の他に比べるものがないと書かれていました。それが彦根城を選ぶ決め手となりました。

彦根城の配置図

この範囲のものを作ります。

この図を見ると彦根城は意外に小さいですね。

彦根城の配置図
彦根城の配置図

屋根瓦

丸瓦と平瓦を並べ、半田でつないで仕上げます。

 

屋根瓦の写真
屋根瓦

これまでに出来ているところ


10月10日

これから二階の屋根作りです。厚紙で屋根のパーツを作り、現物に合わせてみて、寸法などの確認を行います。

パーツのサイズを決めるのも、屋根には厚みがあるのでなかなか計算通りにはいきません。

型紙でパーツのサイズを確認

10月20日

二階の屋根作り、なかなか進みません。屋根のパーツ同士を合わせるのに苦労しているのです。

彦根城の屋根組みは難しい~!

10月30日

最上階の三階には回廊が張りめぐらされています。欄干の部分は2mmと1mm角の真鍮棒を使用。表面に半田を流しブラックパティーナで黒染めすると他の部分ともよくマッチします。

三階の回廊

11月10日

うろこの家グループ主催の企画展「色ガラスの異人館とモノクロームの街角・2017」が終わりました。この企画展には異人館の作品10点を展示していただいていました。展示場所がうろこ美術館でしたので、うろこの家を訪れた多くのお客様に観ていただきました。

制作者にとっては作品を観ていただくことは嬉しいことで、制作の励みにもなります。展示の機会をいただいたことに感謝しています。

撤収した作品達は、今は実家でくつろいでいます。

企画展の展示会場

11月20日

今、城の正面と裏面の二階の屋根を作っています。ここには軒唐破風(のきからはふ)と称する丸味をおびた装飾屋根が配されていますが、このような異形の屋根には紙粘土で型を作って、その上に瓦を並べて形を作るようにしています。

軒唐破風の付いた屋根、紙粘土の型